ちょっぴり幸福なタッチ&フラッグのかけら

ボーダレスなマイクロフットボールを作っています

タッチフットオープンのタイブレイクの流れを確認する(動画)

今回は、シュガーボウルのタイブレイクについて、実際の動画を見ながら流れをまとめました。

 

主管のオープン連盟が大会規則として適用した「4回を上限とする」トライ戦のルールです。

f:id:Icchy:20190513201631j:image

 

 

 スタンダードなタイブレイクルールについては、こちらの記事に以前書きました。 

spex-ftbl.hateblo.jp

 

 

さて、シュガーボウルでは、4Qを終えて同点だったときは、タイブレイク(トライフォーポイント戦)をおこないます。

 

 

今回、名外大ニトロホークス(東海)とシルバーバレッツ(関東)のゲームのタイブレイクを撮影しましたので、プレイを動画で追いながら、その流れを確認します。

 

 

最大で4回の攻防(計8プレー)をおこなうこのタイブレイクですが、今回は、合計7プレーで決着がつきました。4回の攻防で決着しない場合はコイントスに進みます。

  

 

手順は、まず両チームが整列して、先攻後攻を決めます。ジャンケンでよいでしょう。

 

1回の表裏

はじめに、先攻になった赤のニトロホークスが3ヤードから、1点トライをおこないます。


1/7|男子タッチフット|タイブレイク【2019 シュガーボウル】

 

成功、1点が入ります。

 

先攻 ニトロホークス(赤) 1
後攻 シルバーバレッツ(黒)  

 

 

ついで、黒のシルバーバレッツも同じく、3ヤードから、1点トライをおこないます。


2/7|男子タッチフット|タイブレイク【2019 シュガーボウル】

 

 

CBがパスカットし、失敗。 (このコースをこのカバーは強力ですね・・・)

 

先攻 ニトロホークス(赤) 1
後攻 シルバーバレッツ(黒) 0

 

1回目の攻防で1-0、ニトロホークスのリードとなりました。

 

2回の表裏

 

次は、先攻のニトロホークスが、8ヤードから、2点トライをおこないます。 


3/7|男子タッチフット|タイブレイク【2019 シュガーボウル】

 

失敗。

 

先攻 ニトロホークス(赤) 1 0
後攻 シルバーバレッツ(黒) 0  

 

 

シルバーバレッツが、8ヤードから、2点トライに臨みます。


4/7|男子タッチフット|タイブレイク【2019 シュガーボウル】

 

成功。シルバーバレッツに2点が入ります。

 

先攻 ニトロホークス(赤) 1 0
後攻 シルバーバレッツ(黒) 0 2

 

2回の攻防を終えて、1-2とシルバーバレッツが逆転しました。

 

3回の表裏

 

ニトロホークスの1点トライです。


5/7|男子タッチフット|タイブレイク【2019 シュガーボウル】

 

成功。 (深いドロップバックでリリースタイムを稼ぎダブルアクロス。90年代からの鉄板プレー)

 

先攻 ニトロホークス(赤) 1 0 1
後攻 シルバーバレッツ(黒) 0 2  

 

 

ついで、シルバーバレッツの1点トライ


6/7|男子タッチフット|タイブレイク【2019 シュガーボウル】

 

成功。

 

先攻 ニトロホークス(赤) 1 0 1
後攻 シルバーバレッツ(黒) 0 2 1

 

 

3回の攻防を終えて、2-3、シルバーバレッツが1点リードしたまま、最終4回目のトライに進みました。

 

 

4回の表裏

 

ニトロホークスの最後の2点トライ。2点とれば逆転、0点ならそこで終了です。


7/7|男子タッチフット|タイブレイク【2019 シュガーボウル】

 

QBサックで、失敗。

 

先攻 ニトロホークス(赤) 1 0 1 0 = 2
後攻 シルバーバレッツ(黒) 0 2 1 X = 3

 

というわけで、4回のシルバーバレッツのトライはおこなわずに決着しました。

 

 

個人的には、先攻の1点2点の選択に左右されない、なかなか面白いルールだと思います。

 

今回しか見ていませんが、4回でなく2回の上限でもよいルールかもしれないと思いました。2回でも十分見てる方は楽しめるかと思います。

  

 

以上、シュガーボウルで見たタイブレイクルールについてまとめました。