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タッチフット東北レディースのゲームレビュー

今月おこなわれた、タッチフットボールの東北レディース「K-SPEX vs 芸工大VIVACERS」を振り返ります。

 

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ゲーム・ダイジェストはこちらです(約2分)


女子タッチフット|試合ダイジェスト【東北レディース 2019】

 

ラインアップとシステム

K-SPEX

K-SPEXは、昨シーズンのスターターからケガと留学で、WRを2枚欠いてこのゲームに臨みます。チーム課題でもある中盤支配力を握るために、今回はメインのシステムにタイトエンドを選択しました。

 

芸工大ビバーチャーズ

一方、学生の芸工大ビバーチャーズは、スターターの半数が新2年生という状況で、試合経験が十分ではありません。メインターゲットと思われるセンター、ガードの上級生にスペースを与えるスプレッドを選択。これが後に得点に結びつきます。

 

攻防

K-SPEXの攻撃は29YdsのQBスクランブルで一気に得点、その後はショートパスでボールコントロールに移行します。タイトエンドのシステムをメインに、時折ワンセットバックを絶妙に入れて変化を出していきます。このあたりはプレイコーラーの独特の経験値だと思います。 


女子タッチフット|カール【2019東北レディース】

 

 

ビバーチャーズの攻撃はQBがロールでちらしつつやや広めのレンジでゲインを狙います。それも功を奏したか、失点直後のドライブでは、K-SPEX守備が3-1-2でブリッツを入れたタイミングで、エースのGにアクロスパスがカウンターヒット、そのまま34Ydsのタッチダウンで返しました。 

 

 

K-SPEXの守備は3フロントのワンハイから、相手の攻撃に合わせて変えていきます。途中からはQBを動かして後ろでダイアゴナルを構成する得意のかたちが、前の方ではできていました。DBの安定感には課題が残ります。

 

ビバーチャーズ守備は2年生選手もスピードがあってよかったです。経験豊富なレシーバーとのマッチアップは大変だったと思います。一番スピードのある4年生をILBに置いて中央ランとラインへのパスを抑えた作戦で安定しました。

 

結果

両チームいいところをみせましたが、徐々に中盤を厚くする守備で4インターセプト(うち1TD)を奪ったK-SPEXが26-7のスコアで勝利しました。 

 

 

この試合のあとは、フットボール女子会を開催しました。

その内容は次回の記事にします。  

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